毎日何かを書いてみる

#9 似て非なるもの

今読んでいる本で、スローフードとロハスの違いが書かれていた。 スローフードは、資本主義によるファストフード拡大を背景にイタリアで生まれた共同体における食のあり方。顔の見える共同体の人が作ったものを同じ共同体のメンバーが消費する。自分の知って…

#8 死

いつかのことある砂漠の村に暮らす1人の老人は自分の命の終わりを悟った彼はこれまで皆がそうしてきたように家族や村の人たちに挨拶をし、一人、夜の砂漠へと歩き出した「さよなら」「さよなら」筋肉のほとんどない足を少しずつ動かし村から離れた彼は何もな…

#7 皮肉という感性

Photo by Takaaki ある会話の中から皮肉というものは白と黒の間にある灰色のグラデーションの中から生まれるんじゃないかとふと考えた。 ここ最近Twitterなどで「こうでなければならない」「こうであってはならない」という善悪二元論の善の側から述べられる…

#3 つづけるむずかしさ

つづけることがいいことかどうかはおいておいてつづけることは結構難しいことだと思う。 例えば早起きにしても体調が優れない、大雨が降っている、寒くて布団から出たくないその日1日やらない理由はいくらでもある。 人の状態がいつも変わらないままならもっ…

#2 想像力

あなたはマーマレードから何を想像するだろうか。 朝からマーマレードを作っている。 年末から年始にかけて洗濯かごがいっぱいになるくらいのみかんをもらった。 そのうちいくつかの色が黒く変わって柔らかくなってきたので今朝布団の中でマーマレードを作る…

#1 私の自己肯定感

「わたしの自己肯定感」 私は取るに足らない存在である。私一人がいなくなって悲しんでくれる人は(ありがたいことに)多少いるかもしれないけれど、世界は変わらず動いていく。それが事実。 それでいい。たまにそのことが悲しくなる日もあるけど。(生理の日…