#60 家

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(ペンギンの話「#56 夜」の続き)

 

夢を見た。

 

どこかの家にいる夢。
初めて足を踏み入れたはずなのにすごく居心地がいい。

 

とても古いけれど、所々に入る罅、床の染み、錆びた手摺、壁の裂け目から見える綿、一つ一つの時間を経て形成されていった皺のようなものたちに、ひどく親密な気持ちを覚えた。

 

家は年をとっていたけれど、静かに生きていた。たくさんの想いを吸い込んで。

 

そして、家が私を呼んでいるのか、私が家を求めているのか分からないけれど、とにかく家に会わなければならない。そんな気がした。

 

#60
#毎日何かを書いてみる
#家 #夢

(写真:若松薬品)