怖いものみたさ
小さい頃、「おしいれのぼうけん」と「注文の多い料理店」の絵本が怖かった。
怖いのに、1回だけではなく、何度も読んでもらってしまうのだ。
それは、少し大きくなって小学生のころ、
学校の怪談シリーズや、「ダレン・シャン」や「デモナータ」、ちょっとずれるけど「ペギー・スー」に引き継がれた。一時期「金田一少年の事件簿」をかなり見ている時期もあった。
中学生の頃は何故か定期的にみんなで集まってホラー映画をみていたし、大学生の時は、2ちゃんねるとかに置かれている「師匠シリーズ」という怖い話にはまっていた。師匠シリーズは背筋が冷える、いわゆる怖い話というよりは、少し奇妙なタイプの怖い話で、日常の裏に潜む非日常みたいなものを描いているような感じだったと思う。そういうところで言うと、昔からCLAMPの漫画が好きで、特にHOLICが好きだ。
特に、「おしいれのぼうけん」が怖かったという感覚は今も残っている。
同じくらい、大学生の時に見た「パンズ・ラビリンス」の怖さ、気持ち悪さ、だけど惹きつけられてしまう感じも鮮烈に残っている。
今は怖い本を読んだり映画を観たりということは減ってしまったけど、どうして後から怖くなると分かっているのに怖いものを見ていたのだろう。今は眠いので、もう少し考えてみようと思う。